
職場やSNSでの人間関係って難しいよ。なんか自分だけ避けられている、良く思われていないような気がするし・・・。
人間関係を良くして仲間を増やしたいけど、なにか気をつけるポイントってあるのかな。
この記事はこんな悩みを持つ人に向けて書いています。
結論から言うと、“とにかく相手の話を聴く、これでもかと言うほどに聴く、とにかく聴きまくる”これに尽きます。
あなたは職場やSNSでの人間関係に悩んではいませんか?

なんか職場に苦手な人がいるんだよね・・・。
何を話していいのか分からない。
どうやって接したらいいのか分からない・・・。
こういった悩みってありますよね。
何かよくわかんないんだけど、いつも不機嫌そうにしている人とか、何か言われるとすぐに怒る人とか。
そういう人って言葉がキツイから、ちょっと近寄りにくかったりしてね。
それで、何か言われるんじゃないかって思っていつもビクビクしながら過ごすっていう・・・。
だからホントはあまり関わりたくないんだけど、業務として必要なことは話さないといけないし、連携もとっていかないといけないから関わらないわけにはいかないし・・・。
こういうことってありませんか?
僕も仕事で苦手な同僚がいて、人間関係で悩んでいたときがあります。

だけど、とにかくその人の話を聴いてみたんです。
ただ聴いてみただけじゃないです。
毎日毎日、とにかく聴いてみたんです。
そうすると、相手のほうからドンドン話しかけてくれるようになったんですね。
しかもそれだけじゃなくて、僕が仕事で悩んだり、つまづいていたりすると、その仕事を手伝ったり代わりにやってくれたり、今後は逆に僕の話を聴いてくれるようになったりして。
それで僕は思ったんです。

って。
しかもこれって、会社だけでなくSNSでも応用できるんです。
ここから先は、どんなふうに聴いたらいいのかっていうことをお伝えしていこうと思います。
人間関係のポイント①とにかく話を聴きまくる
職場や学校などの人間関係で悩んでいる人は、まずは相手の話を聴きまくることをしてみてください。
話を聴くって当たり前のように思えて、なかなかできていない場合が多いんですよね。
僕も自分では、割と相手の話を聴いているつもりではあったんですけど、その自分が思っている何倍も相手の話を聴くっていうことを意識してみてください。
あなたも自分のことを誰かに話したいですよね。
誰かに自分の話を聴いてほしいですよね。
だったらまずは、相手の話を聴いてあげませんか?
こういうことなんですね。
ポイントは、とにかく同僚や先輩の感情に寄り添いまくって【私はあなたの味方です】感を出すことです。
会社で「何かあったんですか?」って、この最初の一歩がかなり勇気がいるんですけど、この最初の勇気を出して聴いてください。
ここで相手が「実はこういうことがあったんだよ!」って言ってきたらしめたもの。
そうしたら

「えー!?そんなことがあったんですか!」
「そうなんですか!?そんなこと言われたらそれは腹立ちますよね」
って返してみてください。
そうしたら相手は「そうなんだよ!もうめちゃくちゃ腹が立ってさ」って返すと思うんです。
それを大げさに、「うん、うん、そうですよね」って頷いてとにかく聴いて「それでその後どうなったんですか?」って、さらに聞き返す。
ここまですると、相手は「こんなにも自分の話を聴いてくれてる。さらに聞き返してきて自分の話に興味を持ってくれてる」って思って、ドンドン話してくるようになるんですね。
ポイントなのは、相手の感情に寄り添いまくって【私はあなたの味方です】感を出すことです。
この感情に寄り添うっていうことが特に重要で、話している相手からしてみたら何が正しくて何が正しくないのかっていうことは関係ないんです。
それよりも、何かあったとき「オレはこう感じたんだよ」っていう感情が大切なんです。
だから正論は全く必要なくて、とにかく感情100%で話をすると会話がうまくいきやすいです。
ポイント
- 話を聴くときは【私はあなたの味方です】感を出す
- 正論はいらない、とにかく感情100%
人間関係のポイント②批判やアドバイスは絶対にしない
相手の話を聴く上で、ついついやっちゃうのが「相手の話に批判やアドバイスをしてしまう」ことなんですよね。
これありますよね。
ホントにね、意識して気をつけてないと、ついついアドバイスしちゃうんですよ。
仕事や家庭で相手が何か気にしたり悩んでるときに「気にせずに」とかってアドバイスしちゃってませんか?
だけど、相手からすると気にしないとか無理だから、余計に気を重くしてしまうんですよね。
「今日、なんかあったんですか?」って話を聴こうと思って話しかけたら
「今日こんなことがあってさ、マジ腹立つんだよね」て返ってきて
ここでやっちゃうのが「そういうときは、こうすればいいですよ。僕も同じようなことがあったんですけど、こうやって何とか切り抜けることができたんです」
って言っちゃうんですよね。
だけど、これって相手からしてみたらそういうことを言ってほしいんじゃないんです。
とにかく聴いてほしいんです。
「自分がこんなにも腹が立ってる、そしてそれにはこんなことがあったんだよ」っていうことを。
そのエピソードを話したいんです。
だから相手の話を聴いていて「あれ?これおかしいんじゃないのかな。もっとこういう方法があったんじゃないか」「これはこの人にも原因があるんじゃないのかな。こんな言い方したらそりゃ向こうも怒るよ」って、もし思ったとしても、それは決して口に出さないでください。
批判やアドバイスはせずに、とりあえず話を聴く、これを徹底してください。
アドバイスはまだしも、批判なんてしてしまったら、もう地獄絵図になってしまいます。
「あっ、コイツ分かってくれないんだな。もうコイツに話すのはやめよう」
ってちゃうんですよ。
相手のためを思って良かれと思って言ったとしてもだとしてもですよ。
そんな何が正しくて何が正しくないかは、話している相手にとってみれば関係ないんです。
「自分はこんな気持ちを抱えている」っていう、この感情が大切なんです。
だからくれぐれも批判は絶対にしないでください。
ポイントは先ほど紹介した
- 話を聴くときは【私はあなたの味方です】感を出す
- 正論はいらない、とにかく感情100%
この2つをとにかく意識してください。
これ意識してないと、何度もいうんですけど、ついつい忘れてしまうんですよね。
夜子供が寝た後に妻ないし夫が「ハァ〜、疲れた・・・、もうダメ」って言ったときに、あなたはどうします?
意識してないと「そうか、大変だったんだね。だけど、もっとがんばってよ。もっとこれをこうして、こうやったらうまくできるんじゃない?」
こんなふうに言ってしまいませんか?
だけど、そんなアドバイスはいらないんです。
「そうか、疲れたね。今日も一日子供たちのお世話をしてくれて大変だったんだもんね。疲れたよね」
これなんです。
どうやったら育児の負担が減るのかっていうことも、もちろん大切だけど、今このときは「疲れた、もうダメ」って感じているこの感情が全てにおいて大切なんです。
それで妻ないし夫が「そうなんだよ、だってこんなことがあってね・・・」って、またさっきのように話しかけてくれるんです。
そうやって話を聴いていって、とにかく相手に寄り添う。
もし育児の負担を減らしたいと思って、何かいいアドバイスがあるんだったら時間を置いて伝えてみてください。
次の日とかに「そういえば、昨日のことなんだけどさ、こういうやり方試してみたいんだけど、どうかな」みたいな感じでね。
「もうダメ、しんどい」って言ってるうちは、しばらくは批判せず、アドバイスもせず、ただただ相手の話を聴いてみるようにしてください。
人間関係のポイント③SNSの場合でも同じ
ここまで紹介したことって、家庭や職場・学校だけのことだと思っていませんか?
実はこれ、TwitterなどのSNSでも有効な方法なんです。
あなたも
「今日はこういうことがありました。子供がこんなことをしてね、そのとき旦那がこんなこと言ったんですよ」
「今日もブログ更新しました。こういう内容になってるので、ぜひ見に来てください」
みたいなツイートをしたけど、それに全然反応がないとガッカリしちゃうことってありませんか?
そう、それはあなただけじゃないんです。
みんなそう。
SNSの世界であっても、みんな自分の話をしたいし、みんなに自分の話を聴いてほしいんです。
その場合でも、これまでの内容と同じで、批判やアドバイス、正論は絶対に言わないようにしてください。
Twitterで女性の「育児で疲れてる、旦那が全然協力してくれない」っていうツイートを見たときに「甘える」「そんなのみんなやってきてるだろ」「じゃあ男女逆にして、旦那が家事育児を全部やったとして生活できるの?」とかっていうリプを目にしませんか?
反対に「男性が育児で疲れてる、家事も育児もとても大変で疲れたー」っていうツイートを見たときに「それいつも女性はやってますよ」「父親が疲れたって言っている以上の家事や育児を母親はやってるんです」「男ってたまに育児したらドヤ顔でアピールするよね」とかっていうリプ目にしませんか?
でもこれって、そういうことじゃないんですよ。
女性も男性も「育児が疲れた、旦那が全然協力してくれないし、もうダメ」「育児も家事もとても大変だ」って言ってるんです。
だから「そうなんですね。旦那さんが全然協力してくれないから、育児も家事も全部あなた一人でこなしているんですね。とても大変で辛かったですね。」って言ってあげてください。
男性に対しては「私もやってますけど大変ですよね」「今日も一日仕事だけでも疲れてるのに家に帰って育児や家事までされててホントに大変ですね」って言ってあげてください。
こういうことを何度も返して、SNSであってもとにかく相手の話を聴くんです。
しかも、いいねだけじゃなくて、ちゃんとリプしたり引用リツイートで相手のツイートを拡散しながら。
そうすると「あ、この人は自分のことをわかってくれてる。しかも、自分の話をいつもちゃんと聴いてくれてリプもくれる。嬉しい。その上、拡散までしてくれてる」「この人は自分にとって重要な人だ」って思ってフォローしてくれたりするんですよね。
しかもこういうフォロワーさんって「自分に興味を持ってくれてるんだな」っていう気持ちが大前提になっているので、コチラが何かをツイートしたときにも、いいねやリプなどのアクションをとってくれます。
そうやってリアルでもSNS内でも、相手の話をとにかく聴いて仲間やフォロワーを増やしていきませんか?
ポイント
- SNSであってもリアルの世界と同じで、話を聴くときは【私はあなたの味方です】感を出す
- 正論はいらない、とにかく感情100%
まとめ
これまでの話をまとめるとこのようになります。
まとめ
- 人間関係を良くして仲間を増やすには、とにかく相手の話を聴く
- 批判やアドバイス、正論は言わない
- SNSの場合でも同じ
あなたは、職場や学校での人間関係に悩んではいませんか?
「あの人って仕事はできるんだけど、ちょっと苦手だな」「なんか近寄りがたいな・・・」
あなたもこんなふうに苦手意識を持っている相手っていますよね。
こういった相手との関係を良くするには、とにかく相手の話を良く聴くようにしてみるといいです。
ただ聴くだけじゃなくて、とにかく聴く、これを意識してみてください。
その際に気をつけてほしいことは、批判やアドバイス、正論は絶対に言わないようにしてください。
あなたも自分の話をいろんな人に聴いてほしいように、相手も自分の話を良く聴いてほしいんです。
そんなときに正論を言ってしまうと「あ、この人は自分のことをわかってくれないんだな。聴いてくれないんだな」と思われて、余計に関係が悪くなってしまうことがあります。
なので、とにかく相手の気持ちに寄り添って【私はあなたの味方です】感を出すことを意識してください。
そしてこれは、職場や学校だけじゃなくてSNSの場合であっても同じです。
SNSでも自分のことを聴いてほしいと思っている人はかなり多いです。
だからTwitterなどのSNSであっても、相手の話をとにかく聴いてください。
特にTwitterでは、いいねだけじゃなくリツイートやメンションで相手のツイートを拡散したり、相手の存在を多くの人に届けることができて、さらに相手に喜ばれる機能があります。
あなたもこれらの方法を実践して、職場や学校といったリアルの世界でも、SNSといったネット上の世界であっても、仲間を増やして充実した人生を送ってみませんか?