これから紹介する本はこんな悩みを持つ人におすすめです。
さっそくですが、この本の著者は、「モテる為に生きてる」がキャッチコピーの元HKT 48で、モテクリエイターゆうこすさんです。
ゆうこすさんは、HKT 48というグループを脱退したあと、イベントを開催したのですがファンはたったの3人しか集まらずニート生活を送っていたそうです。
しかし、ニート生活でたっぷりとある時間を使って自分のやりたいことを発信し続けると2019年にはSNSの総フォロワー数が150万人を超えるようになりました。
と思うかもしれませんが、なんとなんと、ゆうこすさんのフォロワーの約8割が女性だというのです。
アイドルなのにフォロワーの8割が女性。
この本では、そんなゆうこすさんがこれまでに培ってきたSNSの効果的な使い方を紹介してあります。
突然ですが、あなたはSNSを利用していますか?
使っていますよね。
Twitter、Instagram、Facebookなど、今の時代は多くの人が何かしらのSNSを使っていることと思います。
そんな中、僕たちは
いいねたくさんほしいー どんどんフォロワーが増えていって、フォロワー○万人ってなりたいー インフルエンサーって呼ばれたいー
と思っていませんか?
思いますよね。
だけど、ゆうこすさんは「フォロワー数を増やすことだけ」に気を取られてしまっているのはもったいない、と言っています。
一番必要で意識するべきことは、自分や自分が発信する内容に共感してくれていて、どれだけ熱量を持ってくれているか、ということなんですね。
そう、必要なのはフォロワーが増える「インスタントなノウハウ」じゃないんです。
必要なのは共感、相手の感情
これなんですね。
この本では、ゆうこすさんが、失敗も成功も味わった“リアルな経験"をたくさん盛り込んで紹介してありますので「フォロワーを増やしたい、夢を叶えたい」と思っている人はぜひ手にとって読んでみてください。
SNSの自分づくりを学ぶことができる
SNSはフォロワー数だけに気を取られるのはもったいないよ 必要なのは、フォロワーを増やすノウハウじゃなくて共感だっていうことはわかったけど、じゃあどうやってSNSを使っていったらいいの?
まずはこんな悩みが浮かんできますよね。
この本では、まず最初に取り組むべき、SNSの自分づくりを紹介しています。
と思うかもしれませんが、これがとても重要なんです。
この自分づくりができるかどうかが応援される(フォローされる)かっていうポイントとなります。
たとえばONE PIECEだったら
こんな感じですね。
ONE PIECEの主人公であるルフィって、「オレは海賊王になる!」って言ってますよね。
だけどワンピース世界に存在する多くの人は
ムリムリ、やめとけ
ムリに決まってんだろ、海賊王って海賊のトップなんだろ?世界中にどんだけ海賊がいると思ってんだよ。自分の村を出たばっかりのただ体が伸びるだけのヤツが海賊のトップになんてなれるわけないだろ
と思うんですよね。
だけど、どんどん仲間を集めてどんどん海賊を倒していって懸賞金が上がっていって、勝っても負けてもどんなことがあっても「オレは海賊王になる!」と自分の言葉を曲げない。
そんなルフィに次第にみんな
と思うんですよ。
そんな自分の夢を常に追いかけているルフィに
「自分の夢って何?やりたいことって何?」「やりたいことはあるけど、どうせ自分にはムリだよ」と悩む少年、青年たちは心を揺さぶられて「ルフィがんばれー」って応援したくなるんですよね。
そう!
ここが重要だったんです。
これを知らずに、ただ闇雲にツイートをしていたから僕たちのフォロワーは伸びなかったんです。
知名度0からフォロワーを増やす方法を学ぶことができる
来ました。
これがこの本のメインとなる部分です。
この「知名度0から」というところは、僕たちが必ず通る道となります。
著名人はインフルエンサーであれば、すでに知名度が高いのでSNSで発信したとしていいねが付きやすいし、どんどんフォロワーが増えていきます。
だけど、僕たちのように知名度がない人はどうでしょうか?
SNSで発信したとしても、なかなかいいねが付かないし、フォロワーも増えていかなくて悩みますよね。
発信力を身につけたくて、フォロワーを増やしたくて、日々SNSで発信をしているけど、全然反応がないことってありませんか?
これ、あるあるなんですよね。
ゆうこすさんも、フォロワーがほとんどいない状態からフォローしてもらうっていうことは、SNSの最初の、しかも一番大きな難関だと言っています。
ここをクリアできなくて挫折してしまった経験がある人って多いんじゃないでしょうか。
この本では、そんな知名度0の僕たちでも実際にフォローしてもらうようになる方法とともに、発信力の磨き方まで紹介してあります。
しかも、数あるSNS、TwitterやInstagram、 Youtubeなど、それぞれのサービスごとに抑えたほうがいいポイントまで合わせて紹介してあります。
僕はTwitterを使っているので、このTwitterの部分を特に重点的に読んでみましたが「え?こんなことまで考えて使っていかないといけないの?」って感じる部分がかなりありました。
特に印象に残っている部分が「いいね」と「リツイート」の差。
ここなんですね。
どんなツイートが「いいね」されやすくて、どんなツイートが「リツイート」されやすいか、あまりここまで深く考えることってありませんでしたよね。
「いいね」をしてくれるだけでも嬉しいんだけど、できれば「リツイート」をして自分のツイートを広めてもらいたい。 だけど、知名度が0の自分のツイートには誰もリツイートしてくれないんだろうな・・・
こんなふうに思ったことはありませんか?
この本では、知名度0から自分のツイートをリツイートしてもらえて、その上でフォロワーを増やす、こんな夢のような方法が紹介してあります。
フォロワーをファンに変える方法を学ぶことができる
さて、ここまでの内容でフォロワーが増えたとします。
だけど、ゆうこすさんは、それでフォロワーが増えたとして、それが仕事に直結するのかというと、必ずしもそうではありません、といっているんですね。
SNSを「自分のやりたいこと」で仕事につなげるためには、フォロワーをファンに育てていくことが必要になります。
え?フォロワーとファンってどこが違うの? フォロワーが増えれば、自分のブログやYouTubeを見てくれる人が増えてお金を稼げるようになるんじゃないの? フォロワーが増えれば、それを仕事につなげることができるんじゃないの?
違うんですね。
フォロワーとファンの徹底的な違い。
それは「熱量」の差なんですね。
フォローする人は「あ、この人は自分に役立つ情報を発信してくれているな」と自分にメリットを感じてフォローするんです。
つまり、自分に役立つ情報に興味があるので、ツイート内容だけを見て「ふんふん、なるほど、為になったな」と頷いて終わりなんですよね。
そこから先がないんです。
それがファンになってくると「この人を応援したい」「この人のことをもっとみんなに広めたい」と思って、ファンが自分のことを別の人に紹介してくれてさらにファンが増える・・・
こういうループが生まれてくるんですね。
そうすると、自分がSNSで発信すると「この人の言っていること真似したい」と思って必ず反応してくれるようになる、そうすることで新たに反応してくれる人が出てくる、そうしてどんどん反響していくんですね。
この章では、そんな「フォロワーをファンに育てる方法」について、ゆうこすさんの経験をもとに紹介しています。
まとめ
これまでの話をまとめるとこのようになります。
共感SNSのポイント
- SNSの自分づくりを学ぶことができる
- 知名度0からフォロワーを増やす方法を学ぶことができる
- フォロワーをファンに変える方法を学ぶことができる
このようになっています。
本当はこれにさらに追加で、「ソーシャルパワーを仕事にする」「SNSでブランドをつくる」という内容も紹介してありますが、それはこの1〜3がクリアできてからの話になりますので、あえて今回の紹介では触れませんでした。
まずはこの1〜3をクリアして、自分をしっかり作ってフォロワーを増やす、そしてそのフォロワーをファンに変える、ここまでを僕たちは目指さなくてはいけません。
そんな僕たちは
と思っていますよね。
だけど一番必要で意識するべきことは、自分や自分が発信する内容に共感してくれていて、どれだけ熱量を持ってくれているか、ということなんですね。
フォロワーを増やしたい いいねがほしい リツイートしてほしい 発信力を身につけたい
こういうのって僕もなかなかフォロワーが伸びないので気持ちはとてもよくわかるんですが、全部自分が中心になっているんです。
全部「自分の」フォロワーを増やしたい、「自分の投稿に」いいねがほしい・リツイートしてほしい、「自分の」発信力を身につけたい・・・
全部自分なんですよね。
こういう悩みや願望を持っている人はついつい「フォロワーを増やす方法」っていうノウハウに心が動きがちなんですけど、だけど、そうじゃないんです。
そう、必要なのはフォロワーが増える「インスタントなノウハウ」じゃないんです。
必要なのは共感、相手の感情
これがとにかく重要なんです。
だって僕たちをフォローしてくれている人はロボットじゃないんです。
気持ちや感情を持った生身の人間なんです。
だったら、相手の感情に語りかけて共感する発信をしていきませんか?
そうすることで、結果的に僕たちのフォロワーが増えていくはずです。
あなたも、この「共感SNS」を読んでフォロワーやファンを増やしていって、理想の自分に、そして自分の夢に近づいてみませんか?