- 家庭菜園をしようと思っているけどスペースがないんだよね
- 庭の一部で始めれたらと思うけど庭でもできるの?
- 庭で畑作りができるなら方法を知りたい
この記事はこのような悩みを持つあなたに向けてお届けします。
結論から言うと、庭であっても畑作りはできます。
なぜなら、庭の一部に少し手を加えることによって立派な畑にすることができるからです。
「家庭菜園を始めようと思ってるけど始めるためのスペースがない」ってあなたは思っていませんか?
こういった悩みを持つあなたに向けてこの記事では、庭でできる畑作りの方法についてお伝えしていきます。
この記事を読むことによってあなたは、自分の庭の限られたスペースでも家庭菜園を始めることができるようになります。
庭の畑作り①庭のどこでするかを考える
まずは自分の庭のどこで家庭菜園をするかを考えてください。
ここであなたは
いや、ちょっと待って。そんなこと言ったって家庭菜園をするにはかなりのスペースが必要なんでしょ?
野菜によっては広く間隔をとって植えないといけないものもあるって言うし、そんなの分からないよ
と思ったことでしょう。
だけど大丈夫。
この野菜をこのくらい育てたいから、これだけのスペースは必要だよね
なんて難しいことは考えなくていいです。
普段あなたは使っている庭の余ったスペースでよくて、庭の隅のほうにあまり使っていないスペースがあるのならそこですればいいし、あまり難しく考えなくていいです。
むしろ家庭菜園を始めようと思って、無理に広いスペースでやろうとして他のことに使う予定だった庭も使ってしまうと洗濯物を干したりとか子供と遊ぶスペースがなくなってしまうので、無理のないスペースでやることが重要です。
庭の畑作り②家庭菜園のスペースの土を掘り起こす
庭で家庭菜園をする場所を考えたら、次はそのスペースの土を掘り起こしてください。
この掘り起こした土を後で耕すことで畑が出来上がります。
最初からクワを使って耕してもいいんですが、庭の土ってかなり硬くなっててクワが土の中に入っていかない場合があるので、最初はスコップを使って土を掘り起こすところから始めたほうがいいです。
土を掘り起こしたら後で耕すときも楽になります。
庭の畑作り③畑と庭を分ける
家庭菜園をするスペース(畑)の土を掘り起こしたら、今度はその場所と庭を分けてください。
ここをしっかり分けておくことで、畑の土が庭に流れ出ていくことを防ぐことができるし、庭に生えている雑草や芝が畑に侵入するのを防ぐことができます。
僕がおすすめしているのがレンガや根止めシート。
これを使うことで畑と庭を分けることができるようになります。
僕がやってるのはこんな感じで畑の周りにレンガを置いて畑と庭を分けています。
レンガでしっかり分けられているので、畑で使う土を受け止めて土が庭に流れ出ていくことはありません。
そしてこんな感じで根止めシートを土の中に突き刺すようにして固定します。
ウチの庭には芝を植えているんですが、この根止めシートを土の中深くに差し込むことによって、土の中の雑草や芝の根が畑に侵入してくることを防いでいます。
まぁ、それでも少しは雑草がどこからか生えてくることがあるので、たまには雑草を抜く必要はあります。
とはいえ芝の侵入は防ぐことができているし、雑草の草抜きもたまにちょっとする程度なのでそんなに手間ではありません。
また、ウチでは畑と庭を分けるのにレンガを使いましたが、高さがあって(幅が長い)固めのしっかりした根止めシートを使うとこれだけで完結することもできます。
庭の畑作り③畑の土に牛糞と鶏糞を混ぜる
ここからは別記事の初心者でも簡単にできる家庭菜園の土作りと同じ内容になるので簡単にお伝えします。
畑の土をスコップで掘り起こして庭と畑のスペースを分けたら、今度は畑の土に牛糞と鶏糞を混ぜます。
土をふかふかにする作用のある牛糞と土に栄養を与える鶏糞を混ぜることによって庭の硬くて栄養がない土であっても家庭菜園をするのに最適な土にすることができます。
しかもホームセンターに行くと、15kgの牛糞が298円、鶏糞が98円で売っているのでかなり安いです。
(ちなみに298円の牛糞1袋で8坪使えますって牛糞の袋には書いてありました。広すぎ)
庭の畑作り④クワで土を耕す
畑の土に牛糞と鶏糞を混ぜたら、牛糞や鶏糞ごとクワで土を耕していきます。
クワで耕すと同時に牛糞や鶏糞を土の中に混ぜ込むことができ、土がふかふかになり栄養を与えることができます。
先にスコップで土を掘り起こしているので、ここで耕す際に土の中に牛糞や鶏糞を混ぜ込みやすくなっています。
こうやってしっかり牛糞と鶏糞を土の中に混ぜ込んで耕していくと、ようやく畑作りが完了します。
あとはあなたが植えたいと思っている野菜の種なり苗なりを植えて育ててみてください。
ちなみに家庭菜園の本には畑を作る上で畝(うね)を作るっていう手順が入っていますが、これは別にしなくてもいいです。
なぜかと言うと、広い畑で多くの野菜を育てる場合には畝があったほうがいいですが、庭の一部分を畑にした程度の畑だと畝とか別に必要なくて、種や苗を植えたところに土をよそって盛り土をするだけで十分だからです。
実際に僕も畝は作っていなくて、盛り土をして野菜を育てています。
今はブロッコリーを育てているんですが、畝を作らなくても盛り土でかなり大きく育っています。
というより、大きな畑でないと畝を作るのは難しいです。