- 家庭菜園をしようと思ってるんだけど自分にもできるだろうか?
- 初心者が気をつけることはあるんだろうか?
- みんなどういうところで失敗してるのかな?
この記事はこのような悩みを持つあなたへ向けてお伝えします。
家庭菜園って始めようと思っても何か難しそうでなかなか手が出ないですよね。
野菜って手入れとか大変そうだし難しいこともしないといけないっていうイメージがありますよね。
家庭菜園の本を読んでみるとやり方は書いてあるものの「こうしたら失敗する」っていう失敗談を書いている本って僕が知る限りでは意外とないんですよね。
だけどこれから始めたばかりのあなたにとってはこの失敗談こそが家庭菜園を成功させるキーポイントであり聞いてみたいことではありませんか?
なのでこの記事では、僕が家庭菜園をした失敗談をお伝えしていきます。
この記事を読むことであなたは、家庭菜園のよくある失敗を防ぐことができるので、逆に言えば成功する可能性がグッと上がることになります。
ここまで赤裸々にお伝えしている失敗談は他にないと言うくらいお伝えしていくのであなたはこのような失敗はしないようにぜひ見ておくようにしてください。
家庭菜園失敗談①種や苗の間隔をあまり空けずに植える
これは僕が最初にしてしまった失敗です。
野菜ってしっかり土があって水を与えておけば自然と育つし、たくさん植えればそれだけ多く育つと思っていたんですよね。
なので、最初にとうもろこしの種を植える際にあまり間隔を空けずに種を蒔いてしまいました。
その結果どうなったかと言うと、種から芽が出てそこからその芽が大きくなるところまでは順調でした。
だけど、その芽が大きくなっていくうちに段々と育ちが悪くなってきたんですよね。
ここまでは順調に大きく育ってきています。
この写真から
この写真までの間が2週間くらい経っているんですが、ほとんど大きくなっていません。
ここで僕は間隔を空けて植えないといけないということを知り、急いで間引こうとしました。
だけど、ここまで密集して育っていると土の中で根と根が絡み合って間引くことができずに根がブチブチとちぎれてしまったんですよね。
根がちぎれてしまったらもう水や栄養を吸収することができなくなってしまってここにあるとうもろこしは全滅してしまいました。
ここでなので、野菜の種や苗は間隔を空けて植える、ということを覚えておいてください
家庭菜園失敗談②肥料不足
次に失敗したことは肥料が足りなかったということです。
もう一度とうもろこしに挑戦して、今度は前回の失敗を活かして間隔を空けて植えてみることで前回よりも育っていき実ができるまでになりました。
だけど、とうもろこしの背丈があまり大きくはならなかったんです。
こんな感じで実ができるまでには育っているんですが、かなり背丈が低く、背丈が低いがためにとうもろこしの実のサイズも小さいし数も少ない。
これも原因を調べてみたところ肥料不足が関係していることがわかりました。
一応、とうもろこしの穂がついた段階で「あれ?こんなに小さいっけ?」と思って焦って追肥をしたんですが、すでに遅かったようです。
とうもろこしはとても栄養や水を必要とする野菜であるため、水はかなり与えていたんですが肥料の量をみくびっていて、特に最初に土作りの段階で、もっと牛糞や鶏糞をしっかり使って土壌改良をしてから望むべきでした。
牛糞や鶏糞はホームセンターによってはとても安く買うことができるので、ケチらずにどんどん使っていこうとこの時に感じました。
土作り、追肥どちらの場合でもしっかり肥料を使っていくことが大切ですね。
家庭菜園失敗談③虫対策を怠った
続いての失敗に僕が虫対策を怠ったことがあります。
これも先ほどのとうもろこしの話なんですが、小さくて数が少ないながらに実ができているように見えますよね。
だけど身の回りの皮を剥いでみるとこうなっていたんです。
なんとほとんど虫に食べられていたんですよね。
とうもろこしって甘くて虫が寄ってきやすいので、もっと虫対策をしっかりやっておくべきでした。
具体的には
- 殺虫剤を使う
- 穂があると虫が寄ってくるので、早々に穂を切って、手で穂をパタパタと振って花粉を落とし人工授粉させる
などの方法があります。
また、とうもろこしに限らず野菜作りにとって虫は大きな天敵。
今はブロッコリーを育てているんですが、このときの失敗を活かしてオルトランという殺虫剤を使ったりブロッコリーの近くにニンニクを植えたりすることで虫の発生を予防しています。
(ニンニクを植えると臭いを嫌がって虫が近寄ってこなくなるようです)
家庭菜園失敗談④植える時期にこだわりすぎた
実は先ほどブロッコリーを育てていると言いましたが、その前に一度失敗しています。
その失敗は植える時期にこだわりすぎたということ。
これどういうことかと言うと、野菜を植える時期が分からないって初心者あるある何ですよね。
だから、家庭菜園の本や種の袋のパッケージにだいたい「この野菜は◯月に植える」って書いてあってそれを見て野菜の種や苗を植えますよね。
だけどここが失敗するポイントなんですよ。
例えばブロッコリーって9月に植えるってパッケージや家庭菜園の本には書いてあるんですけど、今現代の9月ってめちゃくちゃ暑いですよね。
植えるのが8月じゃなくて9月って書いてあるってことは、少し気温が下がって涼しくなってきてから植えましょうということなんです。
それを現代のめちゃくちゃ暑い9月に植えてしまったら土の中で種や苗が煮えてしまって育たなくなってしまうんですよね。
僕はこれでパッケージに9月って書いてある通りに9月に入った頃のまだ熱中症アラートが出てるめちゃくちゃ暑い時期に植えてしまって、苗をダメにしてしまいました。
だから、あまりパッケージや本に書いてある植える時期をそのまま鵜呑みにするのではなく「9月ってことは少し気温が下がってからってことかな」「4月ってことは気温が上がって暖かくなり始めた頃ってことかな」って考えながら始めるといいです。
特に近年では温暖化が進んでいるので、それを考慮した上で少し植える時期をズラすといった感じでするとちょうどいいです。
なので僕も最初ブロッコリーをダメにしてしまった後に、しばらく気温が下がるのを待ってからまた苗を植えてみました。
少し気温が下がって肌感覚で涼しく感じるようになってから植えるとこのように育ってきていて今でも順調に大きくなっています。