- 家庭菜園をしてみようと思ってるけど何かとお金がかかりそうだよね
- できるだけお金を安く済ませる方法はないだろうか
- 肥料とか特にお金がかかりそうだし何とか安くできないのかな
この記事はこのような悩みを持つあなたに向けてお届けします。
結論を言うと、家庭菜園で使う肥料はかなり安く済ませることが可能です。
なぜなら、肥料には量は多いけど安いものもあれば、それこそタダでできてしまうものだってあるからです。
家庭菜園の肥料って意外と値段が高いですよね。
ホームセンターやAmazon・楽天で肥料を探そうと思ってもあまり量が入っていない割に値段が高いし、何より節約目的で家庭菜園をするのであればできれば必要経費は抑えておきたいもの。
せっかく野菜を育てて安く食べれると思ったのに肥料にお金がかかっちゃって結局、普通に野菜を買うのとあまり変わりませんでしてた。
ってなっちゃうと目も当てられないですよね。
そういった家庭菜園で使う肥料の値段をできるだけ抑えたいと思っているあなたへ向けてこの記事では
格安または無料で手に入れることができる肥料についてお伝えしていきます。
この記事を読むことであなたは、肥料にお金をかけなくて済むようになるので、お金を気にせず家庭菜園に取り組むことができる上に、さらに節約もすることができるようになります。
液体肥料
まずは液体肥料。
これは定番中の定番で、肥料といえばまず第一選択に入るほど使いやすい上にメジャーな肥料です。
肥料にもよりますが多くの液体肥料は水で500倍とか1000倍とかに薄めて使用します。
液体肥料の良い点は何と言っても即効性があること。
水ごと肥料が土に溶け込むので他の肥料に比べて効き目が早いのが特徴です。
その反面、効果があるのは短期間。
なので長期間効果を期待するのであれば固形肥料を使うのがよいです。
とはいえ効果に即効性があるので、野菜が枯れそうになってからでも何とか間に合うことがあります。
値段は1本で500〜700円ほどかかり、一見するとそれなりに値段がするように思えますが、水でかなり薄めて使うので実際にはそこまで減りが早くはないです。
ただ効果が短期間のため、液体肥料だけで済ませようと思うと何度も肥料を与える必要が出てきます。
もしあなたがもっと値段を抑えようと思ったのなら次に紹介する固形肥料も考えてみてください。
ポイント
- 液体肥料は即効性がある
- 長期的には効果がない
固形肥料
固形肥料は、さっきの液体肥料と違って即効性は低いですが長期間効果があるのが特徴です。
固形肥料はホームセンターや通販サイトで買うこともできますが、かなり値段がします。
だけどこのブログの特徴は、安い・簡単・継続。
ということで、固形肥料の中でも特に安く、もしくは無料で手にいれることができる肥料を紹介していきます。
鶏糞
まずは鶏糞。
鶏糞は固形肥料の中でも特に栄養価が高くその上値段がかなり安いことが特徴です。
その値段はなんと15kgで98円。
めちゃくちゃ安いですね。
そしてこの鶏糞は2つの使い方があります。
まずは野菜の種や苗を植える前の土づくりの段階で土に牛糞と一緒に混ぜ込んで、その土を耕すようにして使います。
こうすることで、鶏糞の栄養を土の中に浸透させると同時に牛糞の効果で土を柔らかくフカフカにして土壌改良をすることができます。
そうして土壌改良をした土に野菜の種や苗を植えて野菜を育てていきます。
2つ目の使い方は、ある程度野菜が育ってきてから追肥をする方法。
この方法は、シャベルで鶏糞を1すくいしてそれを野菜が植えてある土の近くの土の中に入れ、その後水をたくさん与えます。
こうすることで多量にある鶏糞の栄養を土に溶け出させてそれを野菜の根が吸収し、野菜が育っていくという方法です。
注意点としては、あくまでも野菜が植えてある土の近くの土の中に入れること。
どういうことかと言うと、鶏糞ってあまりにも栄養価が高いので野菜の根が直接鶏糞に触れてしまうと肥料焼けを起こしてしまって野菜がダメになってしまうんですよね。
なので、野菜が植えてある場所ではなく少し離した場所に植える必要があり、あくまでも水に溶けた栄養分を吸わせるイメージです。
ポイント
- 鶏糞は栄養価が高く多量に入っている割に値段が安い
- 最初の土づくりの段階で牛糞と一緒に土に混ぜて耕しておく
- 追肥としても効果がある
注意
- 追肥をする場合は植えている野菜から少し離した土の中に鶏糞を入れる
鶏糞を使った土作りの方法はコチラで詳しくお伝えしています。
初心者でも簡単にできる家庭菜園の土作り
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雑草
2つ目は雑草。
雑草は庭に生えているものを抜いて使うことができるので実質タダ。
この雑草の使い方は肥料として土に混ぜて使うこともできますが、もっと良い活用方法があります。
それは、ビニールマルチの代わりに抜いた雑草をマルチとして使う方法。
雑草をマルチに使うことで、ビニールマルチのように新たな雑草が生えることを予防できる上に土の蒸発を防ぐことができます。
ただ、ビニールと違ってどうしても隙間ができてしまうので、完全に雑草を防ぐことはできませんし、ビニールと比べて土の蒸発を防ぐ能力は低いです。
だけど、この草マルチに使った雑草が土に還ることで土壌改良の効果があり、野菜がさらによく育つようになります。
ポイント
- 雑草を植えている野菜の周囲に置くことでマルチとしても使うことができる
- マルチとして使う分には隙間ができる分、効果はビニールマルチよりは低い
- 雑草が日数をかけて土に還ることで土壌改良としても使うことができる
草マルチを使うメリットとデメリットについてはコチラでお伝えしています。
生ごみ
続いて生ゴミも立派な肥料として活躍します。
しかも本来は捨てるものなので、この生ゴミ肥料も実質タダ。
これを鶏糞と同じように土の中に入れて使用します。
土の中に入れることで効率的に土に還すことができる上に土で生ゴミの臭いを封じ込めることができます。
本当は乾燥させてパサパサにしてから土に入れるとなお効率的ではあるんですが、乾燥させるときの臭いがとんでもないし虫も飛んでくるので僕は乾燥させずに土に入れています。
乾燥させていないため少し効率は下がるので、せめて土に還しやすいようにハサミで小さく切るといいです。
とはいえ、あまりにも細かくするのは面倒なので、小さく切るのは適当で十分。
ハサミでジョキジョキ小さく切って土に埋めて肥料として使ってください。
ポイント
- 生ゴミを乾燥させて使う方が良いが臭いが気になるならそのまま土の中に入れてもOK
- その際はハサミで小さく切って使うと効果的
まとめ
これまでの内容をまとめるとこのようになります。
まとめ
- 液体肥料は即効性はあるが持続性は低い
- 固形肥料は即効性は低いが持続性は高い
- 鶏糞はとても安く買うことができ、タダで手に入る雑草や生ゴミも肥料として使える
野菜の肥料ってたくさんあってどれを買おうか迷いますよね。
しかもホームセンターやAmazon・楽天で肥料を買おうと思ったらかなり値段が高かったりするし。
そんな中、今回は格安で手に入る、もしくはタダで手に入る肥料についてお伝えしました。
即効性が高く持続性が低い液体肥料、対する即効性は低いが持続性が高い固形肥料。
中でも格安で買うことができるものやタダ同然で手に入るものがあって驚きですよね。
また、肥料だけでなく他にもお金をかけずに家庭菜園ができる方法はいろいろあるのでぜひコチラもご覧ください。
あなたが育てている野菜の成長具合や調子の良さによって肥料を使い分けて元気で美味しい野菜を作ってみてください。