- 最近は野菜の値段も高くなってきてなかなか野菜が買えないなぁ
- 自分で野菜を育てれば安く済みそうだけどそう上手くいくのかな?
- 野菜を育てたとして本当に節約になるの?
この記事はこのような悩みを持つあなたに向けてお伝えします。
結論から言うと、上手く育てることができれば、そして何度も育てることができれば節約になります。
なぜかと言うと、野菜の値段より、野菜の苗や種のほうが圧倒的に値段が野菜からです。
最近は物価が上がってきてその分野菜の値段も上がってるからなかなか野菜も買いづらくなってきてますよね。
そこで
「じゃあ自分で野菜を育てたら安く済むんじゃね?」
とあなたも考えたことがあるでしょうが、それと同時に
- ただそう上手くいくだろうか?
- 道具にもお金がかかるし、野菜の苗にもお金がかかる。
- 上手く育てられなかったら無駄になるんじゃないか。
こういう不安もありますよね。
そこでこの記事ではこのような内容でお届けします。
この記事の内容
- 家庭菜園に使う動画の値段
- 野菜の値段
- 野菜の苗、種の値段
この記事を読むことであなたは家庭菜園をする上での「本当に節約になるんだろうか?上手く育てられるだろうか?」という不安を解消することができます。
家庭菜園に必要な道具の値段
家庭菜園に必要な道具がないと始めるに始めれないのでまずは道具の値段から見て行きます。
家庭菜園に必要な道具はこれらになり、それらを全てそろえようと思うと、だいたい4300円くらいかかります。
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もちろんすでに持っている道具はわざわざ買う必要がないので、もしあなたがいくつかの道具を持っているのであればその分費用は抑えられます。
ちなみに買う場所はほぼ全てホームセンターで買うことを想定しています。
なぜかと言うと、ホームセンターに行くと家庭菜園に必要な道具がほぼ全てそろっているし、一つ一つの道具の値段も安いからです。
さらに値段を抑えるコツとして、それぞれのホームセンターの自社ブランドの商品を買うという方法があり、これらはホームセンターの中でも値段が安い商品でありこの自社ブランドの商品を買うことで値段をさらに抑えることができます。
もちろん安いからと言って使いにくいとか耐久性が低いなんてことはなく、個人で家庭菜園をすることを想定すれば問題なく十分役に立ってくれます。
また、もしあなたがそれでも続けれるか分からないから、まずはもっとお金をかけずに試してみたいと考えているのならば、コチラの記事を読んでみてください。
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ポイント
- 家庭菜園に必要な道具の値段は一式そろえてだいたい4300円くらい
- 道具はホームセンターで買うと安くそろえることができる
- ホームセンターの中でも自社ブランド商品を買うとさらに安い
- 安くても個人で家庭菜園する分には十分
野菜の値段
次に野菜の値段を見て行きます。
野菜も買う場所や種類によって値段は変わってきますが、ここではあなたが最も利用するであろう一般的なスーパーマーケットを想定して話を続けていきます。
また、僕が普段から使用している地方(田舎)のスーパーでの値段になるので、あなたが住んでいる地域が都市部であるならばもう少し値段が高くなる場合も想定されます。
1個あたりの値段 | |
タマネギ | 68円 |
ジャガイモ | 58円 |
大根 | 298円 |
キャベツ | 298円 |
白菜(1/2個) | 298円(1/2個) |
ニンジン | 68円 |
ブロッコリー | 298円 |
レタス | 298円 |
サニーレタス | 298円 |
トマト | 198円 |
ニンニク | 98円 |
苗・種の値段
それではここからは苗の値段をお伝えしていきます。
苗の値段 | |
タマネギ(約30本分) | 298円 |
キャベツ | 68円 |
白菜 | 128円 |
レタス | 68円 |
サニーレタス | 68円 |
ブロッコリー | 68円 |
トマト | 198円 |
ニンジン | なし(種は100均一で購入可) |
大根 | なし(種は100均一で購入可) |
ジャガイモ | なし(ジャガイモを植える) |
ニンニク | なし(ニンニクを植える) |
野菜の苗の値段はこのようになっており、ここで種の値段を出していない理由は、家庭菜園の初心者は種よりも苗から育てたほうが収穫まで結びつきやすいからです。
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とはいえ、中には苗がなく種から育てるしかない野菜もあり、この中では大根やニンジンがそれにあたり、大根やニンジンは種から育てることになります。
その場合はDAISOなどの100均で買うものであっても十分においしくできるし、2袋セットで110円。また1袋の中にある種の数も無数にあるので人参や大根1本あたりの値段はほとんどかかりません。
また、ジャガイモやニンニクの場合は苗を買うと言うより、ジャガイモやニンニクをそのまま土に植えて育てることになります。
だいたいジャガイモ1個から5個くらいのジャガイモが育ち、ニンニクはカケラ1個からニンニク1株が育ちます。
なので、ジャガイモやニンニクを育てて食べる、あえて少し残しておいてそれをまた植えてまた複数個できあがる、それを少し残してまた植える・・・といった感じで無限収穫編が出来上がります。
あと苗の値段は、苗がバラ売りかまとめ売りか、また品種によっても変わるのでだいたいこのくらいの値段だという程度の認識でOKです。
僕は今ブロッコリーを育てているんですが、ブロッコリーの苗であっても「キングブロッコリー」っていう品種と「おかわりクン」っていう品種があってそれぞれ少し値段が変わってきます。
とはいえ、そこまで大きく苗の値段は変わらないし、何よりブロッコリーそのものを買うよりは圧倒的に安いという面においては一緒です。
ちなみに、ブロッコリーの苗は先ほどお伝えしたように1つ68円で売ってましたが、これが別の品種でしかも10個セットのものは398円で売ってて、ブロッコリーの苗1つあたり40円くらいの値段になります。
ただ、ブロッコリーを10個も植えれるような畑のスペースが我が家にはないので、これは断念しましたが・・・
野菜と苗の値段の比較
それでは次は野菜と苗の値段を比較してみます。
野菜の値段 | 苗の値段 | |
タマネギ | 68円 | 298円(約30本分) |
キャベツ | 298円 | 68円 |
白菜(1/2個) | 298円 | 128円 |
レタス | 298円 | 68円 |
サニーレタス | 298円 | 68円 |
ブロッコリー | 298円 | 68円 |
トマト | 198円 | 198円 |
ニンジン | 68円 | 苗なし(種は100均で購入可) |
大根 | 298円 | 苗なし(種は100均で購入可) |
ジャガイモ | 58円 | なし(ジャガイモを植える) |
ニンニク | 98円 | なし(ニンニクを植える) |
この中では野菜が298円で苗が68円のものが多く、となると野菜を1つ収穫するたびに230円の節約になります。
つまり、ブロッコリーやレタスを3つ収穫すれば690円、5つ収穫すれば1150円の節約になります。
1つ1つの節約額はそれほど多くはありませんが、数を多くすることで節約額を増やすことが可能であり、野菜を育て終わった畑やプランターを使ってまた次の野菜を育てることでさらなる節約も可能。
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さらに、トマトは1つの苗からたくさんの実ができるので230円どころかもっと節約額を増やせるし、ジャガイモやニンニクは先ほどお伝えしたように、苗を買わずとも無限に育てて収穫することができる。
ここで注意しておきたいポイントがあって、それはいくつかの種類の野菜を併用して育てることです。
なぜかって言うと、1種類の野菜を多く育てたとしても収穫時期は一緒なので、同じ野菜を一度に収穫することになります。
そうなると、同じ野菜ばかりを毎日毎日たくさん食べることになって結局食べきれないっていう事態になってしまうからです。
だから、そうならないためにいくつかの種類の野菜を併用して育てる必要があるわけです。
例えば、タマネギだけを育ててたくさん収穫できたとしてもタマネギばっかり毎日毎日は食べきれないですが、これがタマネギ・ジャガイモ・ニンジンと併用して育てていた場合、カレーにしたり肉じゃがにしたりシチューにしたりといろいろメニューのレパートリーを増やすことができ食べきれないなんてことにはならなくなります。
せっかく値段だけ見れば節約になったとしても、食べきれずに捨てるなんてことになったら意味ないです。
そうならないために、1種類の野菜をたくさん育てるのではなく、数は少なくなろうともいくつかの種類の野菜を併用して育てるほうが結果として節約しやすくなります。
まとめ
ここまでの話をまとめるとこのようになります。
まとめ
- 野菜を買うより苗を買ったほうが圧倒的に安い
- 苗は品種によって値段が変わってくるがそれでも野菜を買うよりは圧倒的に安い
- 店によっては苗をまとめ売りしているところもありさらに安く買える
- 使い終わった畑やプランターを再利用することでさらなる節約も可能
- いくつかの種類の野菜を併用して育てると節約効率が上がる
あなたは「野菜を育てたとしてそれが節約になるの?」って疑問を持っていませんでしたか?
だけどこの記事を読んで、野菜を育てれば育てるほど節約になるということがお分かりいただけたと思います。
苗をまとめ売りしているお店もありこれを買うとさらに安くはなるんですが、そのたくさんある苗を植えるスペースがあるかというとなかなか難しいところ。
あなたの庭やプランターを置くスペースを考えた上でまとめ売りの苗を買うかどうか決めてください。
また、いくつかの野菜を併用して育てることで無駄がなく野菜を育てて食べることができるので、ただ野菜を育てるより節約効率が上がります。
このように、家庭菜園は考えれば考えるほど節約効率を上げることができるので、ここでお伝えした方法以外にもあなた独自の方法を見つけてみてください。