節約

安い&家にあるもので代用できる肥料【家庭菜園】

  • 家庭菜園をしてみようと思ってるけど何かとお金がかかりそうだよね
  • できるだけお金を安く済ませる方法はないだろうか
  • 肥料とか特にお金がかかりそうだし何とか安くできないのかな

 

この記事はこのような悩みを持つあなたに向けてお届けします。

 

結論を言うと、家庭菜園で使う肥料はかなり安く済ませることが可能です。

なぜなら、肥料には量は多いけど安いものもあれば、それこそタダでできてしまうものだってあるからです。

 

家庭菜園の肥料って意外と値段が高いですよね。

ホームセンターやAmazon・楽天で肥料を探そうと思ってもあまり量が入っていない割に値段が高いし、何より節約目的で家庭菜園をするのであればできれば必要経費は抑えておきたいもの。

 

せっかく野菜を育てて安く食べれると思ったのに肥料にお金がかかっちゃって結局、普通に野菜を買うのとあまり変わりませんでしてた。

ってなっちゃうと目も当てられないですよね。

 

そういった家庭菜園で使う肥料の値段をできるだけ抑えたいと思っているあなたへ向けてこの記事では

格安または無料で手に入れることができる肥料についてお伝えしていきます。

 

この記事を読むことであなたは、肥料にお金をかけなくて済むようになるので、お金を気にせず家庭菜園に取り組むことができる上に、さらに節約もすることができるようになります。

 

家にあるもので代用できる肥料

家庭菜園を始めようと思ってるけど、肥料って結構値段が高いしどれを使っていいのかもよく分からないんだよね。

肥料の代わりとして使えるものって何かあるの?

 

家庭菜園で肥料の代わりに使えるものは色々あります。

身近にある廃材や食材の残りを再利用することで、コストを抑えながら土壌の栄養を補うことができます。

いくつかの例を挙げるとこのようになります。

 

肥料の代わりになるもの

  • 生ゴミコンポスト
  • 落ち葉や草
  • 卵の殻
  • 米のとぎ汁
  • 木灰(灰)
  • 魚の骨や頭
  • コーヒーかす
  • 茶がら
  • バナナの皮

 

1. 生ゴミコンポスト

生ゴミコンポストの作り方を教えて。

どんなものをどのくらい入れたらいいのか分からない 土は何でもいいの?

生ゴミコンポストの作り方は意外と簡単で、家庭菜園を始める初心者にもおすすめです。

完成した堆肥は家庭菜園の土壌改良に最適です。最初は小さな容器で試してみると良いでしょう。

  • 野菜くずや果物の皮、コーヒーかす、卵の殻などをコンポストとして活用できます。
  • 方法:
    • 生ゴミを専用のコンポスト容器やバケツに入れ、土と混ぜて発酵させます。
    • 発酵を促進させるため、米ぬかや発酵促進剤を加えると良いです。

必要なもの

  • 生ゴミ(野菜くず、果物の皮、卵の殻など)
  • 土(家庭菜園や庭の土、市販の培養土でもOK)
  • 米ぬかや発酵促進剤(任意、早く分解したい場合に使う)
  • 容器(蓋つきのバケツ、ポリ容器、大きめのプランターなど)
  • スコップや混ぜるための道具

生ゴミコンポストの作り方

1. 容器の準備

  • 蓋ができるバケツやポリ容器を用意します。
  • 容器の底に通気用の穴を開けると分解が早く進みます(底が完全に密閉されている場合は、容器に軽く空気穴を開けましょう)。
  • 容器の底に少量の土(5~10cm程度)を敷きます。

2. 生ゴミを準備

  • 野菜くず、果物の皮、卵の殻、コーヒーかすなどの生ゴミを使います。
  • 肉や魚、油を多く含むもの、塩分の多い調理済みの食品は虫や臭いの原因になるので避けましょう。

3. 生ゴミと土を重ねる

  • 生ゴミを容器に入れる際、土と生ゴミを1:1~1:2の割合で重ねていきます。
  • 生ゴミを入れるたびに土を被せ、しっかり覆います(臭い防止と分解促進のため)。
  • 米ぬかや発酵促進剤がある場合は、適量を振りかけます。

4. 混ぜる作業

  • 数日ごとにスコップなどで軽くかき混ぜ、酸素を供給します。
  • 水分が多すぎる場合は、乾燥した土や新聞紙を加えて調整します。

5. 発酵・熟成させる

  • 夏は1~2ヶ月、冬は3ヶ月ほどで堆肥になります。
  • 完成した堆肥は、色が黒くなり、手で触るとふかふかしていて臭いがない状態になります。

ポイント・注意点

  1. 入れてはいけないもの
    • 肉、魚、乳製品、油もの、生のタマネギの皮、大量の柑橘類(分解に時間がかかるため)。
  2. 土の種類
    • 家庭菜園や庭の土、市販の培養土どれでも使えます。ただし、雑菌が気になる場合は市販の清潔な培養土がおすすめ。
  3. 臭い対策
    • 土をしっかり被せること。
    • 米ぬかや炭を少量混ぜると消臭効果があります。
  4. 虫対策
    • 容器の蓋をしっかり閉め、湿度が高くなりすぎないように調整してください。

 

2. 落ち葉や草の堆肥

  • 庭の落ち葉や雑草を堆肥として利用できます。
  • 方法:
    • 落ち葉や草を積み重ね、湿らせながら適度にかき混ぜて発酵させます。
    • 時間はかかりますが、自然な堆肥ができます。

落ち葉や雑草をそのまま使う場合の注意点

落ち葉や雑草は、集めたものをすぐにそのまま使っても問題ないの?

落ち葉や雑草をそのまま使うことはできますが、そのままでは効果が限定的だったり、場合によっては土壌に悪影響を与えることもあります。

以下にその理由と、効果的な使い方を説明します。

 

1. 堆肥化の基本手順

落ち葉や雑草を堆肥化するのには、1~3ヶ月ほどかかります(季節や環境によってはそれ以上)。

温度や湿度、混ぜる頻度によって発酵の進み具合が変わりますので、適切な管理が重要です。

以下に具体的な手順を説明します。

準備するもの

  • 容器:バケツ、ポリ容器、プランター、または庭の一角でもOK
    • 空気が入るように穴をあけた容器が理想(通気性が大事)。
  • 材料:落ち葉、雑草、米ぬか(または発酵促進剤)、少量の土
    • ※草や葉だけでは分解が遅くなるため、土や米ぬかを少し混ぜると良いです。
  • :湿らせるために使います。

手順

  1. 層を作る
    • 容器の底に少量の土を敷きます(発酵を促進する微生物を増やすため)。
    • その上に落ち葉や雑草を10~20cmの厚さで重ねます。
  2. 湿らせる
    • 手で握って軽く湿った感じになる程度に水を加えます。
    • 水が多すぎると腐敗するので注意(湿りすぎないこと)。
  3. 発酵促進材を加える
    • 米ぬか、発酵促進剤、または既存の堆肥を少量振りかけます。
    • 微生物が発酵を早めます。
  4. 繰り返し重ねる
    • 「土 → 草や葉 → 米ぬか → 土」のように層を作るのを繰り返します。
  5. 定期的にかき混ぜる
    • 数日に1回、スコップや棒で上下をよく混ぜます。
    • 酸素が必要なので、混ぜることで発酵が進みます。
  6. 熟成させる
    • 夏は1~2ヶ月、冬は3~6ヶ月ほど放置し、発酵が終わるのを待ちます。
    • 完成すると、黒っぽいふかふかの土状になり、臭いもなくなります。

ポイント・注意点

  1. 空気を確保する
    • バケツや容器に入れる場合、通気性を保つため、適度に空気穴を開けるか、時々混ぜることが重要です。
  2. 水分を調整
    • 乾燥しすぎると発酵が進まないため、常に「湿っているが水が滴らない」状態を保ちます。
  3. 適度な量を入れる
    • バケツいっぱいに詰め込むと空気が通らず腐敗の原因になるため、容器の7~8割程度を目安にしてください。
  4. 入れてはいけないもの
    • 病気にかかった植物や雑草の種、油を含むゴミなどは避けましょう。

簡単なバケツでの方法

  1. 通気穴を開けたバケツを用意
  2. 草や葉を10~15cm入れたら、少量の土や米ぬかを加えます。
  3. 手で軽く湿らせ、層を重ねていきます。
  4. 毎日または数日に1回、スコップでかき混ぜます。
  5. 約1~2ヶ月で堆肥が完成します。

 

完成の目安
黒っぽい色になり、臭いがなくなり、葉や草の形がわからなくなればOKです。初心者なら少量から始めて、慣れてきたら量を増やすと管理が簡単です!

 

効果的な使い方

  1. 堆肥化してから使う
    • 落ち葉や雑草を堆肥にすることで、土にすぐ使える状態に分解された栄養分を作れます。
    • 方法:
      • 落ち葉や雑草を積み重ねて湿らせ、発酵を促すために米ぬかや少量の土を混ぜます。
      • 定期的に混ぜて酸素を供給し、発酵を進めます(1~3ヶ月程度で使用可能)。
  2. マルチング材として使う
    • 未分解のまま、植物の周りに敷き詰める(マルチング)と雑草抑制や土壌の保湿に役立ちます。
    • 注意:
      • 雑草が再生しないよう、種がついていないものを選ぶ。
      • 病害虫が付着していないか確認する。
  3. 土の表面に浅く混ぜ込む
    • 軽く細かくした落ち葉や雑草を土の表面に混ぜ込むことで、時間をかけてゆっくり分解させることができます。
    • 分解を促進するために、土を湿らせておくと良いです。

 

そのまま使う場合の注意点

  • 分解に時間がかかる
    落ち葉や雑草は土にそのまま混ぜてもすぐには分解されず、土壌に必要な栄養分が供給されるまでに時間がかかります。未分解の有機物が多いと、逆に窒素不足を引き起こすこともあります。
  • 病害虫のリスク
    雑草に種や病害虫が含まれていると、それが新たな雑草の発生源や病気の原因になる可能性があります。
  • 土壌の窒素欠乏
    未分解の有機物は、分解中に土壌中の窒素を一時的に奪ってしまうことがあります(窒素飢餓)。

 

堆肥化しない場合の注意点

  • 雑草の種を避ける
    • 種が含まれている雑草は発芽して新たな雑草となるため、堆肥化や乾燥させる手間を加えるのが安全です。
  • 発酵促進剤の使用
    • 堆肥にする時間がない場合は、土に混ぜる際に米ぬかや発酵促進剤を加えると早く分解が進みます。

結論として、できれば堆肥化してから使う方が効果的で安全です。

ただし、時間や手間が取れない場合はマルチング材としてそのまま利用するのも良い方法です。

 

3. 卵の殻

卵の殻はそのまま土に混ぜても使えますが、より効果的にするためには少し準備をすることをおすすめします。

そのままの状態だと分解に時間がかかるため、工夫することで土壌改良効果が早く得られます。

  • カルシウムの供給源として役立ちます。
  • 方法:
    • 卵の殻を細かく砕いて土に混ぜる。
    • 酸性土壌を中和する効果もあります。

より効果的な使い方

卵の殻をそのまま使うより、以下の準備をすることで分解が早まり、栄養が土に吸収されやすくなります。

1. 洗う

  • 卵の殻には料理の際に残った卵白や黄身が付着していることが多いです。
  • 水で軽く洗って乾かしてから使うと、臭いや虫が寄るリスクを減らせます。

2. 乾燥させる

  • 洗った殻をしっかり乾燥させます(天日干しやフライパンで軽く炒るのも可)。
  • 乾燥させることで砕きやすくなり、保存もしやすくなります。

3. 細かく砕く

  • 乾燥させた殻を手で砕く、またはすり鉢やミキサーで細かく粉末状にします。
  • 細かくすることで土に混ぜたときに分解が早くなり、効果が出やすくなります。

 

使用方法

  1. 直接土に混ぜる
    • 細かく砕いた卵の殻を植える前の土に混ぜ込みます。
    • 野菜や花の苗を植えるときに植え穴に入れるのも効果的です。
  2. 土の表面に撒く
    • 鉢植えや庭の土の表面に撒くと、徐々に土壌に吸収されます。
  3. 堆肥に加える
    • コンポストに加えて発酵させると、他の有機物とともに分解が進み、カルシウムが堆肥に含まれます。

 

注意点

  1. 即効性はない
    • 卵の殻は緩やかに分解されるため、即効性の栄養補給には向きません。じっくり土壌改良をしたい場合に使うのがよいです。
  2. 多量に入れすぎない
    • 一度に大量の殻を混ぜると、土壌バランスが崩れる可能性があります。適量を守りましょう。

 

卵の殻をそのまま使う場合

  • 可能ではあるが、時間がかかる
    卵の殻はカルシウム(炭酸カルシウム)が主成分で、土壌の酸性度を中和したり、植物の成長を助ける栄養素を供給します。ただし、そのままだと分解に時間がかかり、効果が現れるまでに数ヶ月かかることがあります。
  • 結論:卵の殻は料理で使ったものをそのままでも肥料にできますが、洗って乾燥させ、細かく砕いてから使うことで効果が高まります。少し手を加えて再利用してみてください。

おすすめの植物

卵の殻は、以下のようなカルシウムを必要とする植物に特に有効です:

  • トマト
  • ピーマン
  • ナス
  • カリフラワー
  • ブロッコリー

 

 

4. 米のとぎ汁

  • 微量な栄養素が含まれており、野菜や植物の成長を助けます。
  • 方法:
    • 米を研いだ後のとぎ汁を捨てずにそのまま水やりに使います。

5. 木灰(灰)

灰(木灰)は土に混ぜても問題ありませんが、使い方に注意が必要です。

灰には土壌をアルカリ性にする効果があるため、使いすぎると植物に悪影響を与える場合があります。

適切に使えば、植物の成長を助けるミネラルを補うことができます。

  • カリウムが豊富で、酸性土壌の中和にも役立ちます。
  • 方法:
    • バーベキューや薪ストーブの灰を少量土に混ぜる。
    • ただし、アルカリ性が強いので使いすぎに注意。

灰の成分と効果

  • 主成分:木灰にはカリウム(K)やカルシウム(Ca)が豊富に含まれています。
    • カリウム:根や花、果実の成長を促す。
    • カルシウム:土壌の酸性度を中和し、土壌構造を改善。
  • pH調整:灰はアルカリ性が強いため、酸性土壌を中和する働きがあります。

 

 

 

6. 魚の骨や頭

  • リン酸や窒素を含みます。
  • 方法:
    • 魚の残りを細かく砕いて土に埋める。
    • 土中で分解され、栄養を供給します。

7. コーヒーかす

  • 窒素が含まれており、土壌改良に役立ちます。
  • 方法:
    • コーヒーかすを乾燥させて土に混ぜる。
    • 発酵させて使うとさらに効果的です。

これらを活用することで、費用を抑えつつ家庭菜園をより持続可能なものにできます。

ただし、使いすぎると土壌のバランスを崩す可能性があるので、適量を守ってください。

 

 

 

液体肥料

まずは液体肥料。

これは定番中の定番で、肥料といえばまず第一選択に入るほど使いやすい上にメジャーな肥料です。

肥料にもよりますが多くの液体肥料は水で500倍とか1000倍とかに薄めて使用します。

 

液体肥料の良い点は何と言っても即効性があること。

水ごと肥料が土に溶け込むので他の肥料に比べて効き目が早いのが特徴です。

その反面、効果があるのは短期間。

 

なので長期間効果を期待するのであれば固形肥料を使うのがよいです。

とはいえ効果に即効性があるので、野菜が枯れそうになってからでも何とか間に合うことがあります。

 

値段は1本で500〜700円ほどかかり、一見するとそれなりに値段がするように思えますが、水でかなり薄めて使うので実際にはそこまで減りが早くはないです。

ただ効果が短期間のため、液体肥料だけで済ませようと思うと何度も肥料を与える必要が出てきます。

 

もしあなたがもっと値段を抑えようと思ったのなら次に紹介する固形肥料も考えてみてください。

 

ポイント

  • 液体肥料は即効性がある
  • 長期的には効果がない

 

固形肥料

固形肥料は、さっきの液体肥料と違って即効性は低いですが長期間効果があるのが特徴です。

固形肥料はホームセンターや通販サイトで買うこともできますが、かなり値段がします。

 

だけどこのブログの特徴は、安い・簡単・継続。

ということで、固形肥料の中でも特に安く、もしくは無料で手にいれることができる肥料を紹介していきます。

 

鶏糞

まずは鶏糞。

鶏糞は固形肥料の中でも特に栄養価が高くその上値段がかなり安いことが特徴です。

 

その値段はなんと15kgで98円。

めちゃくちゃ安いですね。

 

そしてこの鶏糞は2つの使い方があります。

 

まずは野菜の種や苗を植える前の土づくりの段階で土に牛糞と一緒に混ぜ込んで、その土を耕すようにして使います。

こうすることで、鶏糞の栄養を土の中に浸透させると同時に牛糞の効果で土を柔らかくフカフカにして土壌改良をすることができます。

 

そうして土壌改良をした土に野菜の種や苗を植えて野菜を育てていきます。

 

2つ目の使い方は、ある程度野菜が育ってきてから追肥をする方法。

この方法は、シャベルで鶏糞を1すくいしてそれを野菜が植えてある土の近くの土の中に入れ、その後水をたくさん与えます。

 

こうすることで多量にある鶏糞の栄養を土に溶け出させてそれを野菜の根が吸収し、野菜が育っていくという方法です。

注意点としては、あくまでも野菜が植えてある土の近くの土の中に入れること。

 

どういうことかと言うと、鶏糞ってあまりにも栄養価が高いので野菜の根が直接鶏糞に触れてしまうと肥料焼けを起こしてしまって野菜がダメになってしまうんですよね。

なので、野菜が植えてある場所ではなく少し離した場所に植える必要があり、あくまでも水に溶けた栄養分を吸わせるイメージです。

 

ポイント

  • 鶏糞は栄養価が高く多量に入っている割に値段が安い
  • 最初の土づくりの段階で牛糞と一緒に土に混ぜて耕しておく
  • 追肥としても効果がある

 

注意

  • 追肥をする場合は植えている野菜から少し離した土の中に鶏糞を入れる

 

鶏糞を使った土作りの方法はコチラで詳しくお伝えしています。

初心者でも簡単にできる家庭菜園の土作り

続きを見る

 

雑草

2つ目は雑草。

雑草は庭に生えているものを抜いて使うことができるので実質タダ。

 

この雑草の使い方は肥料として土に混ぜて使うこともできますが、もっと良い活用方法があります。

それは、ビニールマルチの代わりに抜いた雑草をマルチとして使う方法。

 

雑草をマルチに使うことで、ビニールマルチのように新たな雑草が生えることを予防できる上に土の蒸発を防ぐことができます。

ただ、ビニールと違ってどうしても隙間ができてしまうので、完全に雑草を防ぐことはできませんし、ビニールと比べて土の蒸発を防ぐ能力は低いです。

 

だけど、この草マルチに使った雑草が土に還ることで土壌改良の効果があり、野菜がさらによく育つようになります。

 

ポイント

  • 雑草を植えている野菜の周囲に置くことでマルチとしても使うことができる
  • マルチとして使う分には隙間ができる分、効果はビニールマルチよりは低い
  • 雑草が日数をかけて土に還ることで土壌改良としても使うことができる

 

草マルチを使うメリットとデメリットについてはコチラでお伝えしています。

マルチを草で代用するメリットとデメリット

 

生ごみ

続いて生ゴミも立派な肥料として活躍します。

しかも本来は捨てるものなので、この生ゴミ肥料も実質タダ。

 

これを鶏糞と同じように土の中に入れて使用します。

土の中に入れることで効率的に土に還すことができる上に土で生ゴミの臭いを封じ込めることができます。

 

本当は乾燥させてパサパサにしてから土に入れるとなお効率的ではあるんですが、乾燥させるときの臭いがとんでもないし虫も飛んでくるので僕は乾燥させずに土に入れています。

乾燥させていないため少し効率は下がるので、せめて土に還しやすいようにハサミで小さく切るといいです。

 

とはいえ、あまりにも細かくするのは面倒なので、小さく切るのは適当で十分。

ハサミでジョキジョキ小さく切って土に埋めて肥料として使ってください。

 

ポイント

  • 生ゴミを乾燥させて使う方が良いが臭いが気になるならそのまま土の中に入れてもOK
  • その際はハサミで小さく切って使うと効果的

 

まとめ

これまでの内容をまとめるとこのようになります。

 

まとめ

  • 液体肥料は即効性はあるが持続性は低い
  • 固形肥料は即効性は低いが持続性は高い
  • 鶏糞はとても安く買うことができ、タダで手に入る雑草や生ゴミも肥料として使える

 

野菜の肥料ってたくさんあってどれを買おうか迷いますよね。

しかもホームセンターやAmazon・楽天で肥料を買おうと思ったらかなり値段が高かったりするし。

 

そんな中、今回は格安で手に入る、もしくはタダで手に入る肥料についてお伝えしました。

 

即効性が高く持続性が低い液体肥料、対する即効性は低いが持続性が高い固形肥料。

中でも格安で買うことができるものやタダ同然で手に入るものがあって驚きですよね。

 

また、肥料だけでなく他にもお金をかけずに家庭菜園ができる方法はいろいろあるのでぜひコチラもご覧ください。

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あなたが育てている野菜の成長具合や調子の良さによって肥料を使い分けて元気で美味しい野菜を作ってみてください。

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