キャンプを初めてみたいけど何からしたらいいか分からない。
キャンプ場ってたくさんあるしどこを選んだらいいんだろう・・・
キャンプで注意したほうがいいことってあるのかな。
これからキャンプを始めようと思っているあなたはこのように思っていませんか?
初めてキャンプをするときって道具を揃えたら何かワクワクする感じがあるんだけど、いざキャンプが始まってみると本当にもういろんなことに戸惑っちゃって焦っちゃって楽しむどころじゃなくなってくるんですよね。
あれやってこれやって、気付いたらご飯の時間なんだけど「あー、何も準備してない!オワタ」
そうこうしてたら日が暮れて「あ、まだテント建てれてないんですけどー」ってワチャワチャして、何とかテント建てれたら「もう寝まーす」ってなっちゃうんですよね。
しかもキャンプって日常と違って不便なことが多くて困ることが多いし。
そうなったらせっかくのキャンプでも子供たちと遊んだり一緒に楽しく過ごすこともなかなかできなかったりするんですよね。
この記事では、キャンプ初心者がキャンプをする上での注意点を紹介します。
この記事を読むと、キャンプ初心者であっても余裕を持って家族と楽しく思い出に残るキャンプをすることができるようになります。
目次
事前にキャンプ道具を使っておく
まずは準備段階としてキャンプ前日までにキャンプ道具を使っておいてください。
なぜかって言うと、キャンプ当日にいざ道具を使おうと思ってもかなり手間取ってしまうからです。
特に手間取ってしまうものがテントと調理道具。
この二つはキャンプ道具の中でも特に手間取ってしまうものになるので、テントは初めて建てようと思ってもなかなか建てれないし、メスティンを使ったりバーベキューをしようとしてもなかなかできません。
だからこの二つは事前に使ってみて練習してみるといいです。
そしてまず手間取ってしまうのがテント。
これはもうあるあるのやつですね。
テントって初めて建てようとしたときはもうなかなか建てることができないんですよね。
まず説明書が分かりづらい。
そしてテントって大きいからあっちに行ってこっちに行ってってしながら建てる必要があって結構大変なんですよね。
しかもファミリータイプのテントだったら当たり前だけどソロキャンプ用のテントよりもさらに大きいですから、建てる労力も大きい。
それで説明書が分かりづらいから「あれ?これで建てれるはずなんだけど・・・」みたいな感じでなかなか建てれずに時間がかかってしまいます。
だからキャンプに行く前日までに一度テントを建てて練習をしてみることをおすすめします。
コチラの記事ではキャンプ初心者でも設営しやすいテントを紹介しているのでこの中からテントを選ぶと割とスムーズに建てることができます。
-
キャンプ初心者におすすめなテントの種類とメーカー
続きを見る
あと調理道具についてですが、日常と違っていつもとかなり違う調理道具を使うってなるとこれまた手間取ってしまうんですよね。
普段からメスティンとか使わないし、バーベーキューにしたって火起こしとかあんまりしないですよね。
これをいざキャンプに来てから「さぁ、始めよう!」と思ってやってみてもうまくいかないです。
だからテントもなかなか建てれずに時間がかかっちゃうし、食事の準備もうまくいかなくて時間がかかってせっかくキャンプに来たのにご飯食べて寝るだけ。
なんてことになったら本当にもったいないです。
だからテントと同様に調理道具に関しても事前に使ってみるといいです。
というか初めてのキャンプってそんなにキャンプ飯にこだわらなくてもよくて、キャンプに行く道中でスーパーで買ったオードブルセットにしたとしても日常とは違う自然がいっぱいある環境で家族と一緒にご飯を食べる。
これだけでも十分に楽しいし、楽しい思い出が残ります。
むしろテントを建てたり食事の準備に時間がかかって食べて寝るだけのキャンプになるくらいなら、準備がいらないオードブルの食事にして子供と一緒に遊ぶ時間をとる。
こっちのほうが思い出に残るんじゃないかなって思うんですよね。
だからキャンプに慣れるまでは食事は買ったもので済ますっていうのも十分にアリな選択肢です。
電源サイトが着いているキャンプ場を選ぶ
さて初めてキャンプをする場合はキャンプ場選びも重要になってきて、電源サイトが着いているキャンプ場を選ぶようにしてください。
電源サイトっていうのは、外に設置されているコンセントのことで、これがあることによってキャンプ場であっても電気を使うことができるようになります。
この電気って普段は何気に使ってるから思わないですが、いざ電気が使えないってなると、とても不便です。
電気があると食事の準備も大幅に簡単になります。
さっき初めてのキャンプは買ったものでも十分で言ってたけどやっぱり焼肉とか食べてみたいなぁって思いませんでしたか?
こういったことも電源サイトがあれば解決。
なぜならホットプレートをコンセントに接続するだけで家でやってるようにすぐさま焼肉が食べれるようになるからです。
これなら大変な火起こしをしなくても済むし、薪や炭の準備も必要ないですからとても簡単ですぐに食べられます。
さっきも言ったように、子供と遊ぶ時間も十分に取ることができるので、キャンプで楽しい思い出を残したいんだけども食事もちょっといいものを食べたいって思っているのであれば電源サイトがあるキャンプ場を選ぶようにしてください。
また、地味にスマホやニンテンドースイッチが充電できるものありがたいです。
家族でキャンプ場に行くときって車の中でも子供が退屈したりつまらない思いをしないように子供が好きな曲をかけたりゲームして遊んだり、タブレットでアニメや映画を見たりすることってありますよね。
キャンプ場に行くのってかなり時間がかかる場合もあるから「車の中で充電がかなり減っちゃいましたー」なんてこともあり得ます。
そんなときに電源サイトがあると充電MAX!
帰りの車の中も快適に過ごして最後まで楽しいキャンプになります。
また、秋〜冬のキャンプに関しては暖房器具を使うんですが、一般的によくキャンプで使われている暖房器具がストーブ。
だけどこれ、一酸化炭素中毒のリスクがあって下手をすると命に関わることだってあります。
一酸化炭素って無味無臭だから自分では気づかない間に中毒になってたっていう話はよく聞くしSNSでもそういった投稿をしている人を見かけます。
もちろん一酸化炭素中毒を防ぐために一酸化炭素チェッカーっていう道具はあるんですが、電気を使っていればそのリスクがそもそもありません。
電源サイトを使って一酸化炭素中毒のリスクがないキャンプで安全な暖房器具はコチラ。
- ホットカーペット
- 電気毛布
- 電気ストーブ
- セラミックファンヒーター
こういったものは電気の力を使って暖めるので一酸化炭素中毒のリスクがありません。
安全なキャンプをすることができます。
キャンプスペースに車が置けれるかどうか
続いてキャンプスペースに車が置けれるキャンプ場かどうかも確認しておいてください。
この自分のキャンプスペースに車が置けれるキャンプ場のことをオートキャンプ場と言うんですが、このオートキャンプだとファミリーキャンプがかなり便利で快適になるんですよね。
まずファミリーキャンプって圧倒的に荷物が多いし一つ一つのキャンプギアも大きいです。
ファミリーキャンプってソロキャンプと違ってテントやテーブルも大きくて食材や椅子の数も多いで労力と時間がかかるし、車からキャンプスペースまで何往復もしないといけないんですよね。
めっちゃ大変です。
だけどオートキャンプ場だったら、キャンプスペースのすぐ隣に車を置けるので往復したって楽チンです。
だからファミリーキャンプをするのであれば、ぜひオートキャンプ場を選んでください。
時間に余裕を持って出発する
さて準備が終わっていよいよ出発になります。
ここで問題になってくるのがキャンプ場に到着するのがかなり遅れてしまうということです。
遅れてしまう要因としては
- 子供の準備に時間がかかる
- 荷物の搬入に時間がかかる
- 渋滞
- 道に迷う
こういったことがよくあります。
小さな子供がいるとなかなか準備が進まないし、道も混んでるし、初めて行くようなキャンプ場だったら「あれ?この道でよかったんだっけー?」って迷ったりしていざキャンプ場に着く時間がかなり遅れてしまうんですよね。
こういうのってキャンプだけじゃなくて普段のお出かけの場合でも同じですよね。
キャンプのときってこれに加えて荷物の積み込みまでしないといけないんですよね。
テントやテーブルみたいなキャンプギアを車に積み込むのは前日までにできるとして食材や飲み物は当日じゃないと積み込めないので、普段以上に準備に時間がかかってしまいます。
そして出発するまでに時間がかかっていると、その間にどんどん道が混んでしまっていざ出発するときには「もう進めません」っていう状態になってしまうんです。
だから家を出発する時間は早めに設定しておくといいんですが、個人的な体感としてはだいたい1時間くらいは本来の予定から早く出発時間を設定しておくとちょうどいいくらいです。
キャンプ場に着いたらルールを確認
キャンプ場に着いてまずすることはキャンプ場のルールを確認することです。
キャンプ場のルールが守れないと他の人にも迷惑をかけてしまうし、そんなルールが守れない人ばっかりだとどんどんキャンプ場の治安が悪くなってキャンプを楽しめなくなるどころか、キャンプ場自体が閉園してしまうことだってあります。
だからまずはルールを確認して自分たちも他の利用者も気持ちよくキャンプができるようにしておきたいです。
そのキャンプ場のルールなんですが
- チェックイン・チェックアウト時間を守る
- 消灯時間を守る
- 夜間は静かに
- ゴミは持ち帰る、来たときよりキレイに
こういった当たり前のことから、そのキャンプ場独自のルールもあります。
例えば
- ペット可(かなり少ないけど)
- 焚き火NG
- 池もしくは釣り堀で道具をレンタルすれば釣りOK
などキャンプ場によって独自のルールを設定しているところもあるので、キャンプ場に着いたら受付で確認しておいてください。
ルールは受付のわかりやすいところ、目につきやすいところに書いてある場合もありますが、書類をもらうなどして細かく確認しておくことがベストです。
また、チェックイン・チェックアウト時間や消灯時間はホームページにも書いてあるんですが、このあたりの時間もキャンプ場によってまちまちなので、必ず確認しておいてください。
少しキャンプに慣れてくると「いつもだいたいこのくらいの時間だから今日行くところも同じくらいだろう」なんて思っていると、時間を過ぎていて利用できない場合があるので注意です。
テントはすぐに設営しておく
キャンプ場に着いたらまずはテントを建ててください。
なぜなら初めてのキャンプでテントを建てるのってかなり手間取るからです。
最初のほうで言っていたように家で何度かテントを建てておく練習をしておけばまだスムーズにできますが、テントって大きくて場所を取るしなかなかできないっていう場合も多いですよね。
だから割とキャンプ場に来てぶっつけ本番になることも珍しくありません。
そんなときに1から「じゃあテント建てよう」ってなっても、かなり手間取ってしまってなかなか建てれないんですよね。
もちろん簡単に建てることができるテントもありはしますが、それでもファミリーキャンプ用ってなるとソロキャンプ用のテントと比べるとかなり大きくてその分時間と労力がかかります。
キャンプ初心者でも簡単に建てれるテントはコチラで紹介しているのでテントを建てるのに不安があるのなら見ておいてください。
-
キャンプ初心者におすすめなテントの種類とメーカー
続きを見る
あとキャンプ場って火が暮れてしまうと思った以上に暗くなってしまうから「テントは後でいいや」って思っていると、暗くて手元やテント全体を見ることが難しくなってきて、より一層手間取ってしまうんですよね。
また、テントを建てる際にペグを打ち込む必要があるんですが、このペグを打ち込む音ってカーンカーンって大きい音がしてかなり響くんですよね。
なので夕方〜夜にかけてテントを建てようとしたら、夜に静かに過ごしたいと思っている周囲の人たちの迷惑になります。
だからテントを建てるのは時間がかかることを想定しておいた上で、キャンプ場に着いたらすぐ、まだ明るいうちに建てておく。
これくらいに思っておいてください。
焚き火をするなら早めに火起こし
テントが建て終わったら今度は焚き火をしてみてほしいんですが、これもまた早めに火起こしをしておいてください。
なぜなら、初めての焚き火ってなかなか火をつけることができずに困ってしまうことがあるし、焚き火って一度火がついたら結構な時間その火が長持ちするんですよね。
焚き火に使う薪の種類にもよるんですが、広葉樹っていう薪を使って焚き火をするとかなり長持ちします。
この焚き火ってかなり楽しい上に子供たちも楽しんでテンションが上がっちゃうし、この焚き火で食事まで作れてぜひやってみてほしいですが、キャンプ場って消灯時間があってあまり遅くまでは焚き火を含めて明かりは消さないといけない決まりがあります。
だから焚き火を楽しむのであれば、消灯時間前までにしておく必要があり、あまり遅い時間になってしまうと「せっかく焚き火したのにもう消さないといけないのか」ってなってちょっと悲しい気持ちになってしまいます。
また、ご飯を作るのに焚き火を使うって思っている場合、なかなか火起こしができずにいると「あれー?せっかく肉とか野菜とか買ってきたのにバーベキューできないじゃん」ってなってなかなか食べれないなんてこともあったりします。
だから子供たちと焚き火を楽しんだり食事を作ったりしたいのであれば、早めに火起こしをして十分な時間の余裕を作っておくことをおすすめします。
まぁ、キャンプで焚き火って必須っていうわけでもないので初めてのキャンプで別にしなくてもいいんですが「それでも焚き火って楽しそうだし、子供たちがもっと喜ぶ顔が見たい」って思っているのであれば、早めに火起こしをしておいてください。
また、直火の焚き火ができるキャンプ場ってほぼないので、焚き火をしたいのであれば焚き火台が必要になってきます。
テンションが上がっても夜は静かにする
キャンプって初めてすると親も子供もめちゃくちゃテンションが上がってしまって、特に子供は本当にテンションが上がりに上がりまくって大きな声で騒いだり走り回ったりしてかなり激しいです。
だけど、キャンプ場の夜ってものすごく静かで夜のキャンプならではの良さがあって、それを楽しみに来ている人もいるので、夜遅くにいつまで経ってもワイワイ騒いでいたら他のキャンプをしている人たちの迷惑になってしまいます。
本当にものすごく静かで普通に話をしていてもかなり大きく聞こえるくらい。
だからできるだけ小さな声で話すようにしてください。
先ほどテントは早めに設営すると言ったんですが、夜のシーンってなってるところにペグを打ち込むカーンカーンっていう音はもってのほかです。
あと車のドアをバタンって閉める音もかなり大きく響くので、必要なものは全部出してテントの中にしまっておいて、ゴミとかもう必要なくなったものは夜暗くなる前に車の中にしまっておくようにしてください。
「キャンプ場を使っているのは自分たちだけじゃないよ」っていう気持ちを持って周りの人たちの迷惑にならないようにしてください。
子供から目を離さない
最後にこれが一番大事なことなんですが、キャンプをしているときは子供から目を離さないでください。
初めてのキャンプって子供たちからしても珍しいものばっかりだしテンションも上がってるからあちこちいろんなところに行ってしまうんですよね。
他の人のキャンプスペースに勝手に入って迷惑をかけたり、他の人の焚き火に近づいて火傷をしてしまったり、それどころか近くにある川や池まで行って溺れてしまったりなんて可能性もあります。
これまでの話での注意点は「出発の準備やテントを建てるのに手間取って時間がなくなってしまった。次は気をつけようね」で済んでいたレベルの話なんですが、川や池で溺れてしまうなんてことは命に関わることなので、せめてここだけは本当に注意が必要です。
テントを建てながら、料理を作りながら、片付けをしながらでも、常に子供はどこにいるのかな?遠くに行ってないかな?って確認するようにしてください。