燻製をやってみたいけどうまくできるかどうか不安がある。
やり方はなんとなくわかってるけどそれでもうまくできないことがあるんだよなぁ。
燻製が簡単にできる食材とかあるんだろうか?
この記事はこのような悩みを持っているあなたに向けて書いています。
結論から言うと、簡単に燻製ができる食材は、そのままでも美味しい食材、水分が少ない食材となっています。
燻製ってキャンプをするときにはぜひ試してみてほしいキャンプ飯。
キャンプのときの食事っていつもと同じようなものを食べていても何か特別感があって、ものすごく楽しい気持ちになってくるし、逆にその特別感からいつもはなかなかしないような調理もやってみようかなぁ〜なんて思ったりするんですよね。
ぜひここで試してみてほしいのが燻製。
ただでさえキャンプのときはビールが進むのにこの燻製料理はさらにビールとの相性が抜群。
もちろんビールが飲めなくても燻製独特の風味と香りは一度食べるともう病みつきになります。
だけど燻製って燻製に適した食材を知らないとやってみたけど全然味がついていなかったり酸っぱいだけで全くおいしくない。
なんてことも大いにあります。
この記事では、そんな燻製に適した食材と燻製にするのが難しい食材について紹介していきます。
この記事を読むことで、燻製をする上での失敗を減らすことができ、逆に簡単で美味しい燻製料理を作ることができ、それはソロキャンプ・ファミリーキャンプをする上でのこの上ない楽しい思い出になることでしょう。
燻製に適した食材
まずは燻製に適した食材から紹介していきます。
燻製に適した食材
- 味付け不要な食材
- 水分が少ない食材
もしあなたが燻製をまだやったことがない、始めたばかりで失敗してしまったという経験があるのなら、これから紹介する食材をぜひ試してみてください。
燻製初心者でも失敗が少ない食材なので、簡単に作ることができます。
味付け不要な食材
まずは味付けが不要でそのままでも美味しい食材を燻製してみてください。
燻製の失敗例として多く挙げられるのが、燻製特有の風味や香り・味が食材に染みていないということ。
これはよくあるんですよね。
なんなら初心者でなくてもやってしまいがちな失敗なんですよね。
はい、私です。
だから風味や香りが染みていなくても最初から美味しい食材を使って燻製をすると、例え失敗したとしても美味しい料理を食べることができます。
この失敗しても美味しいというのがかなり重要で、結果的に美味しければ笑いのネタにもなるし次はまた違ったものを試してみようっていう気持ちにもなるんですよね。
ちなみにだけどこの風味・香り・味が染みていないのには理由があって、それは食材選びもそうですが温度管理や燻製時間が適切じゃなかったっていうことがあるんですよね。
そのあたりのことはコチラの記事で紹介しています。
-
アウトドアの定番!燻製の種類とやり方【キャンプ飯】
続きを見る
その味付けが不要でそのままでも美味しくて、燻製するとさらに美味しくなる食材はコチラになります。
- かまぼこ
- ちくわ
- ソーセージ
- サラダチキン
- 味付け玉子
- うずらの卵
こういったものってそのまま食べても美味しいですよね。
冷蔵庫から一つ取ってパクって食べた経験は誰しもがあると思います。
だけど、そのまま食べて美味しいだけじゃなくて、燻製をすると燻製特有の風味や香りが染みてそれ以上の旨味が出てくるんですよね。
これらは食事と一緒に食べても美味しいし、お酒のおつまみとして食べてもどっちでも合う。
だからもしあなたが燻製をまだ始めたことがない、やってみたけど失敗してしまった経験があるのなら、これらの食材をまずは試してみてほしいです。
水分が少ない食材
水分が少ない食材もとても燻製が作りやすいです。
燻製って食材に水分が残ったまま燻製をするとかなり酸っぱくなってしまうんですよね。
だから魚や肉を燻製にする際は事前に、できるだけ食材の水分を取っておくことが必要になってきます。
ただこの水分を取るという作業、口で言うのは簡単ですが結構手間なんですよね。
だけど、最初から水分が少ない食材であればわざわざ水分を取らなくても大丈夫ということ。
だから水分が少ない食材は簡単に燻製が作りやすいんです。
その水分が少ない燻製向きの食材がコチラ
- ナッツ類
- 干物
- 乾物
- おつまみ類
- サラダチキン
サラダチキンは味付け不要な食材とダブっているんですがそれだけ燻製が作りやすい食材。
味付けは不要ですが洗って表面の水気を拭き取るだけで立派な燻製の材料になります。
水分が多い食材の下処理方法
先ほど燻製が作りやすい食材として水分が少ない食材を紹介しましたが、水分があっても燻製はできます。
というか、肉類や魚って水分が結構あるんですけど、
燻製するのが難しい食材
これまでは簡単に燻製ができる食材を紹介してきましたが、ここでは逆に燻製をするのが難しい食材を紹介します。
もちろんやり方を間違わなければ燻製を作ることはできるんですが、そこに至るまでは難しい。
ですが、それを解決する方法も併せて紹介するので安心してください。
それで燻製するのが難しい食材ですが、それがコチラになります。
燻製するのが難しい食材
- チーズ
- ベーコンなどの肉類
この2つです。
え?チーズと肉って燻製の定番食材だと思ってたけど違うの?
って思いませんでしたか?
それは間違ってはいないです。
燻製にしたチーズと肉類って他の燻製食材よりも一層風味と香りが感じられるんですよね。
そのまま食べてももちろん美味しいですが、ビールと一緒に食べるのがマジで最高!
そんなチーズと肉類が難しい理由としては
- チーズ→溶けてドロドロになる
- 肉類→生焼けで中まで味が染みにくい
こういうことがよくあるんですよね。
チーズとか溶けてしまったら食材を置いている網からドロドロに垂れてしまっていろんなところにくっついて食べるところがかなり少なくなってしまうんですよね。
ベーコンなどの肉類では、せっかく燻製したのにあまり風味や香り、味が染みていなくて
「あれ?燻製したけど全然焼けてないじゃん。食べれるのこれ?」
「火は通ってるけど全く燻製した感じがしない、これじゃただ焼いて食べてるのと一緒じゃん」
こうなるんですよね。
だから燻製初心者にとってチーズや肉類はかなり難しい食材となります。
だがしかし、これから紹介する方法を試してみると、意外と簡単にこれらの食材が失敗せずに燻製できるようになります。
このチーズと肉類、これらは繰り返しになりますが燻製すると他の食材以上に燻製特有の風味と香り・味を楽しむことができるのでこれから紹介する方法をぜひ試してみてほしいです。
解決策
チーズの場合は温度管理を間違えている
ハムなどの上にチーズを置く。
ハムとチーズの組み合わせも最高!
肉類の場合は中まで
包丁で肉に切れ目を入れてから燻製する。